ポロシャツを選ぶときのポイント

ポロシャツは大きく分けてT/C(綿・ポリ混紡)とポリエステル(ドライ)素材で大きく違ってきます。T/Cも鹿の子編みといって汗をかいてもべたつかない素材ですが、ドライ素材はさらに機能性が高く汗を外に逃がして速乾性が優れています。
どちらの素材でもシワになりにくく機能性が高いので、お店や運動サークルなど幅広くご利用いただいています。
襟があることでお仕事にも向いていますので、会社のロゴを胸に刺繍するだけで高級感のあるユニフォームを作ることができます。

ポロシャツの選ぶポイントは3つ。「素材」「襟の形状」「胸ポケットの有り無し」です。素材は技術の進歩からか、素材が高機能になった影響で数年前まではT/C素材が人気でしたが、現在では圧倒的にドライ素材人気に変わりました。ビジネスシーンではボタンダウンポロシャツが人気でレイヤードポロシャツもリッチな感じです。胸ポケットの有無は機能性かファッション性かによります。

ポロシャツ素材比較表

生地
T/C
ドライ
特徴
ビジネスシーンにおすすめ

肌側に吸汗性の優れたポリエステル糸を使用。外側は凸状をしており、表面積が大きく、吸収した汗を速やかに乾燥させます。綿糸を交編させることで肌触りや吸収性を高め、快適な着用感が得られます。

スポーツシーンにおすすめ

吸汗性に優れたメッシュを使用。綿に比べて速乾性が高く、汗をかいてもドライにキープ。アクティブシーンやデイリーシーンでも快適な着心地が得られます。

肌触り

★★★★☆

少し硬めの生地が多いですが綿混合なので肌触りは良いです。

★★★☆☆

ポリエステルなのですこしザラつきがあります。

速乾性

★★★☆☆

普通に洗える程度ですが襟周りは少し乾きづらいです。

★★★★★

速乾性は高くスポーツシーンでも汗でベタベタしません。

利用シーン

ビジネス・制服・チームウェアなど

スポーツ・イベントなど

ポロシャツの形

生地
普通
ボタンダウン
レイヤード
特徴
シーンを選ばない

普通襟はフォーマルでも通用するポロシャツなので、ビジネスシーンでも活躍します。もちろんカジュアルでも固くなりすぎないので会社の制服などにとてもおすすめです。

すこしカジュアルな印象

正装では避けられるカジュアルめなボタンダウン。ビジネスシーンでも多く見られますがスポーティーな印象もあるので店舗の制服などでおすすめです。

ファッション寄り

レイヤードの襟はカジュアルでおしゃれなのでショップやイベントなどで活躍します。ビジネスシーンでは避けられがちです。

利用シーン

ビジネス・制服・チームウェアなど

イベント・ショップなど

ショップ・スポーツなど

ポロシャツのポケット

ポケット
ポケットあり
ポケットなし
特徴
機能性が高い

ペンをさしたりスマホなど小物をいれられるポケット付きのポロシャツはショップやビジネスシーンでも活躍します。

プリントしやすい

ポケットがあると跨いだプリントができないので、ポケットなしのポロシャツはプリントの自由度が比較的高いです。

ポロシャツの加工方法

オリジナルポロシャツをつくるときには色々な加工方法がありますが、シルクプリントと刺繍が人気です。
枚数が多いイベントなどではシルクプリントがコストを抑えられてグッド。
企業やショップの制服では刺繍でリッチな仕上がりにする方も多いです。

加工方法
シルクプリント

10枚以上の単色プリントであればシルクプリントがおすすめです。1色・1箇所につき1つの版を作ってプリントするので枚数が多ければ1枚あたりの価格が下がります。独特のアナログな風合いが人気です。

フルカラーインクジェット

版を作らずにプリンターにセットして直接ダイレクトプリントする方法です。1枚からフルカラーで加工できるので人気ですが枚数が多くても1枚の値段はシルクプリントほどは安くはなりません。

コスパ

★★★★☆

10枚以上の単色であればコスパがいい加工方法です。
多色になると価格が上がっていきます。

★★★☆☆

1枚からフルカラーでプリントできるので少数のフルカラーだとおトクですが、枚数が増えると割高感が。

加工方法

前面・背面・袖などにプリントできます。縫い目は凹凸があるので3cm以上離すとプリントできます。

前面・背面はプリントできますが胸・袖にはプリントできません。

注意事項

素材・厚さなどを選ばず綿・ポリどちらでも加工可能です。

綿はプリント可能ですが、ポリが50%を超える化繊はプリントできませんのでご注意ください。

加工方法
刺繍

ひと針ひと針糸を通すことデザインを作る刺繍は凹凸があり高級感があります。1枚あたりの製作時間が長くコストはかかりますが人気の加工方法です。

シート(単色・フルカラー)

単色・フルカラーともにビニール製のシートを熱で圧着させる加工方法です。

コスパ

★★☆☆☆

時間がかかるためコストは高いです。

★★★☆☆

1枚から加工可能ですが1枚あたりはシルクよりはお高くなっています。

加工方法

前面・背面・袖などに刺繍できます。左胸のワンポイントなどが人気です。

前面・背面・袖などに加工できますがシートは通気性がないので注意が必要です。

注意事項

最大でも30cm×28cmと大きさに制限があります。また、生地が薄いと刺繍がキレイに縫えない場合もありますので、厚めの生地をお選びください。

フルカラーシートはデザインに枠が3mmほど付きます。
ビニールシートに糊がついていますので細いデザインは不向きです。

関連するコンテンツ