Vol.28

刺繍加工の種類

オリジナルキャップやポロシャツで人気の刺繍加工。
スウェット.jpでは自社工場で常に加工の研究をしています。
今回は刺繍室から、刺繍の種類や生地によっての仕上がりの違いなど、オリジナルの刺繍について細かく解説します。

縫い方について

人気のデザイン刺繍。ひとことで刺繍といっても、種類はさまざま。
スウェット.jpでは主に3種類の縫い方を使い分けて、高品質なデザイン刺繍を作っています。

サテン縫い

線のデザインなど、細かい表現をする場合に使うのが、「サテン縫い」です。
1番多く使われる縫い方で、縫い目はそろっていて仕上がりがきれいなのが特徴です。

タタミ縫い

面積の広いデザインに使うのが「タタミ縫い」です。
塗りつぶしなどキレイに仕上がりますが、同じところを何度も縫うので、サテン縫いに比べてフチがガタつきます。

走り縫い

サテン縫いよりも更に細かい、点線などのデザインに使うのが「走り縫い」。
細かいデザインには1番向いていますが、線が弱いので強度が低いです。

3種類の使い分け

紹介した3種類の縫い方ですが、もちろんデザインによって使い分けています。
思った以上に、合わない縫い方では仕上がりの品質が悪くなります。
たとえば面積の大きいデザインや太い線などは、サテン縫いでは隙間ができて仕上がりが悪く、糸が切れそうなくらい、強度も低くなります。

1つのデザインでも複数の縫い方を使い分けています。
面積が大きいデザインであれば、タタミ縫いで全体を刺繍したあと、フチをサテン縫いで囲い、ガタつきのないようにキレイに仕上げます。
デザインによる適切な縫い方は、専門の刺繍スタッフが判断させていただきます。
1件1件の刺繍デザインを記録し、ノウハウを蓄積してきたスウェット.jpにお任せください。

生地によって変わる仕上がり

同じ縫い方で同じデザインを刺繍しても、生地の素材によって仕上がりが変わります。
刺繍には糸の密度というものがありますが、プロのスタッフが素材をみて糸密度を判断し、最適な縫い方を選びます。

生地によって仕上がりは全くちがいます。
特に、ドライ素材やポリエステルのジャンパーなどは生地が縮みやすく、刺繍が難しいです。
糸の密度をはかり間違えると、以下の写真のように失敗の出来栄えになってしまいます。

タオルやニットなどの素材は、編み目が荒いので、
細い糸で縫おうとすると、糸が生地に入り込んで見えなかったり、生地が吊ってしまったりと、失敗してしまいます。
それらの素材に刺繍する場合、専用のビニールを挟んで縫うことで仕上がりをキレイにしています。
水に溶ける素材なので、あとでビニールだけなくなって、仕上がりの良い刺繍だけが残ります。
他にも仕上がりをキレイにするため、生地とデザインに合わせて様々な工夫をしています!

SWEAT.jp 加工生産部

杉山(Sugiyama)

SWEAT.jp歴4年のベテランスタッフ。カスタマーサービス部も経験の上で加工生産部に移動したマルチに活躍するスタッフです。デザインと加工の両方の知識を活かして、よりよい情報をお届けします。 加工の裏側をリサーチするので、更新をお楽しみに!

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