スウェットパーカーを選ぶときのポイント

チームウェアを中心に人気のオリジナルスウェットパーカー。
そんなオリジナルパーカーを選ぶ基準は「生地」と「デザイン」です。シーンにあわせておすすめの商品が決まってきますが、生地とデザインを抑えていると間違いない商品が選べます。
このページではスウェットパーカーの選び方を詳しく説明していきます。

スウェットパーカー生地比較表

生地
裏毛(パイル)
裏起毛(フリース)
特徴
オールシーズンつかいやすい

3種類の異なる糸を用いて、専用の編み機で編み上げた生地です。パイル部分が隙間を作るのでザックリとした肌触りの快適な着心地を持つ生地です。

保温性高く秋冬におすすめ

裏毛のパイル部分を特殊な加工で起毛させた生地です。太い糸が毛羽立ち、柔らかく保温性にも優れており素材のボリュームを出しているため防寒性もあります。

肌触り

★★★★☆

裏毛はタオル地とも言われ、タオルに近いようなザックリとした生地感です。

★★★★★

起毛はなめらかで柔らかい生地感です。ふわふわと毛がたっている感触で肌触りは良いです。

速乾性

★★★★☆

フードやリブ以外は割と乾きやすいです。

★★☆☆☆

起毛がかなり水分を吸うので洗濯後は乾くのに時間がかかります。

コスパ

★★★★★

裏起毛に比べると安価でチームウェアには特におすすめ

★★★☆☆

裏地が柔らかく着心地や保温性はいいですが、その分価格は高めです。

利用シーン

スポーツサークル・オールシーズン・ファッションなど

ウィンタースポーツ・アウター・ファッション・防寒着など

パーカーのデザインについて

スウェットパーカーのデザインは大きく分けて2種類で「プルオーバータイプ」と「ジップアップタイプ」です。
すっぽり頭を出して着るかぶりタイプの「プルオーバー」とジップを上げ下げして着るタイプの「ジップアップ」。
シーンによって使い分けがありますが、近年はプルオーバータイプがトレンドです。

デザイン
プルオーバータイプ
ジップアップタイプ
特徴
ファッションで人気

かぶりタイプはファッションアイテムとして使いやすく、近年ではスポーツシーンでもプルオーバーがトレンドになってきています。

チームウェアで人気

脱ぎ着しやすいのはジップアップタイプ。スポーツのアップなどで使いやすいのでチームウェアには根強い人気があります。

プリント
可能範囲

★★★★★

前面に大きくプリントできるのでプリントを目立たせたい場合はプルオーバーがおすすめ

★★★☆☆

前面のジップをまたいだプリントができないので、胸に入れる場合はワンポイントになります。縫い目から2cm程度離す必要があります。

パーカーのフードについて

スウェットパーカーの特徴といえばやはり「フード」。
こだわるお客様からはスウェットパーカーのフード部分の形状をご質問されることが多いです。
パーカーのフードはメーカーや商品によって少しずつ違いますが大きくサイズの差はありません。

フードには生地が1重構造なものと2重構造なものがあり、2重のものはプリントする際にずれてしまうためシルクプリントができません。
シートプリントなどを活用すればほとんどのパーカーのフードにプリントが可能です。
フードへのプリントも最近のファッションの流れか人気があります。

スウェットパーカーの加工方法

オリジナルパーカーをつくるときには色々な加工方法がありますが、厚い生地には「シルクプリント」がピッタリです。
チームウェアであればメインのデザインをシルクプリントにして、シートプリントや刺繍加工で個別にネームナンバー入れをするのもおすすめです。

加工方法
シルクプリント

10枚以上の単色プリントであればシルクプリントがおすすめです。1色・1箇所につき1つの版を作ってプリントするので枚数が多ければ1枚あたりの価格が下がります。独特のアナログな風合いが人気です。

フルカラーインクジェット

版を作らずにプリンターにセットして直接ダイレクトプリントする方法です。1枚からフルカラーで加工できるので人気ですが枚数が多くても1枚の値段はシルクプリントほどは安くはなりません。

コスパ

★★★★☆

10枚以上の単色であればコスパがいい加工方法です。
多色になると価格が上がっていきます。

★★★☆☆

1枚からフルカラーでプリントできるので少数のフルカラーだとおトクですが、枚数が増えると割高感が。

加工方法

前面・背面・袖・フードにプリントできます。縫い目は凹凸があるので3cm以上離すとプリントできます。

前面・背面はプリントできますが袖にはプリントできません。

注意事項

素材・厚さなどを選ばず綿・ポリどちらでも加工可能です。

綿はプリント可能ですが、ポリが50%を超える化繊はプリントできませんのでご注意ください。

加工方法
刺繍

ひと針ひと針糸を通すことデザインを作る刺繍は凹凸があり高級感があります。1枚あたりの製作時間が長くコストはかかりますが人気の加工方法です。

シート(単色・フルカラー)

単色・フルカラーともにビニール製のシートを熱で圧着させる加工方法です。

コスパ

★★☆☆☆

時間がかかるためコストは高いです。

★★★☆☆

1枚から加工可能ですが1枚あたりはシルクよりはお高くなっています。

加工方法

前面・背面・袖・フードに刺繍できます。左胸のワンポイントなどが人気です。

前面・背面・袖・フードに加工できますがシートは通気性がないので注意が必要です。

注意事項

最大でも30cm×28cmと大きさに制限があります。また、生地が薄いと刺繍がキレイに縫えない場合もありますので、Tシャツだと厚めの生地をお選びください。

フルカラーシートはデザインに枠が3mmほど付きます。
ビニールシートに糊がついていますので細いデザインは不向きです。

関連するコンテンツ