HOWTO

2022.06.03

オリジナルアクリルキーホルダーができるまで

みなさんは、カバンやポーチ、鍵などにキーホルダーはつけていますか?
単純におしゃれでつけていたり、識別のためにつけていたりしますね。
最近では、アクリル素材のキーホルダー「アクリルキーホルダー」の人気が高まっています。
アイドルグッズや、漫画・アニメグッズはもちろん、観光地のお土産屋さんや企業のノベルティなど、いろいろなところで見かけることが多くなりました。
個人が販売用としてグッズを作る際にもマストなアイテムとなっています。
好きな形にカットでき、鮮やかなフルカラーでプリントをできるのが特徴のアクリルキーホルダーは、シンプルなロゴから、イラストや写真などの細かいものまで対応が可能です。
SWEAT.jpではそんなアクリルキーホルダーが1個からオリジナルで作成できます! そんなアクリルキーホルダーは、一体どのような方法でプリントされているのでしょうか。
今回はアクリルキーホルダーができるまでをご紹介いたします!

1.アクリル素材へのプリント方法は「UVプリント」

まずはアクリルキーホルダーに施されるプリント方法について知っておきましょう。プリント方法は「UVプリント」です。
UVとは紫外線(Ultra Violet ray)の略です。
日焼け止めや衣服でうたわれている「UVカット」などで聞き馴染みもあるのではないでしょうか。
UVインクに紫外線を照射することで、瞬時(0.3〜0.5秒)にプリント部分を硬化することが可能です。
紫外線を当てる事で、硬化・乾燥するインクを「UVインク」といいます。
素材を選ばず、アクリルやプラスチックのような表面がツルツルでインキが吸収しない素材に印刷ができます。
身近なものでいうと、クリアファイルや、食品や化粧品などのパッケージ印刷にも使用されていますよ。

UVプリンター

2.データの作り方

次に、アクリルキーホルダーの作成方法について見ていきましょう。
SWEAT.jpでは、アクリルのカラーがクリア・ホワイト・ブラックと3種類から選べます。
初めての方にはオーソドックスなクリアがおすすめですが、デザインによっては透け感のないホワイト・ブラックが合う場合もありますので、迷ったらSWEAT.jpのスタッフにご相談ください!
インクは一般的な紙を印刷するプリンタと同じ、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックで構成されており、プラスホワイトのインクを使用します。
カラーインクのみだと色が透けてしまうので、下地にホワイトのインクをまずプリントし、その上からカラーインクをプリントするのが一般的です。
デザインデータも、カラーのデザインとは別にホワイトインクをプリントするデータ(白版)を用意します。
デザインによって、透け感を生かしたい場合は、あえて白版をプリントしない部分を作るテクニックもありますよ。

アクリルは3色から選ぶことができます

3.アクリルをレーザーカット

データができあがったら、まずは形をレーザーカッターでカットしていきます。
デザインデータ作りの際に、レーザーでカットするラインもデータとして作成します。
ストラップを通す穴も、ここでしっかりくり抜いておきますよ。
レーザーのカットは1個あたり約5秒ほど。何十個ものカットされたアクリルがあっという間にできあがりです。

レーザーカッターでアクリルをカット

4.UVプリンタでプリント

カットが終わったら、次はプリントです。
UVプリントは白インクをプリントしたらそれを追いかけるようにすぐにカラーインクもプリントされていきます。
そのためこちらもあっという間に鮮やかなプリントの完成です。

プリントの様子。青っぽい光がプリントを硬化させています

5.完成

最後はストラップをつけ、台紙にいれて梱包したら完成です。
ストラップはスタンダードなボールチェーンやナスカンはもちろんのこと、プラチェーンや根付など、デザインに併せててチョイスできるよう様々なストラップのご用意をしています。
台紙についても、テンプレートから選んだり、ご自身でデータを用意していただいてもOKです!
これでオリジナルアクリルキーホルダーの完成です。

デザインの雰囲気に合わせてストラップを選ぶことができます

まとめ

プリントをする際にかかる時間は、何個の注文でもほとんど一緒なので、多く注文いただくほど効率が良くなり、1個あたりの価格がおトクになります。
個数ごとの価格については、アクリルグッズページにございますので、ぜひチェックしてみてください。
アクリルキーホルダーは1個から作成が可能となっており、プレゼントにぴったりです。自分用にも作れちゃいますよ。
また、量産前のサンプルとして利用していただくのもおすすめです。ぜひお試しください!