ORIGINAL PRINT TIPS

2019.11.15

3D刺繍がどれくらい小さくできるのか
検証してみた!

SWEAT.jpでも大人気のキャップ刺繍。
その中の、立体的な刺繍ができる「3D刺繍」がプレゼント用や普段遣いのキャップで多くご注文をいただいています。
立体的にするためにはデザインの線の太さの確保が必要となっていますが、果たしてどれくらいあればいいのか、どこまでいけるのかを実験してみました!

3D刺繍とは?

名前の通り、立体的な刺繍のことです。
通常の刺繍は生地に糸を打って文字や柄を作っていきますが、3D刺繍は生地と糸の間にクッション材を挟み込んで刺繍をします。SWEAT.jpではウレタンを挟んでいます!
そうすることで、文字が立体的にぽっこりとした仕上がりになるんです。
野球チームのキャップや帽子屋さんでも見かけたことがあるかもしれません。

キャップに3D刺繍を施した様子

3D刺繍におすすめな商品と、取り扱いの注意点

上記であったように、キャップに3D刺繍をするのが一般的です。
たまにパーカーやトレーナーなどにも3D刺繍を施されているものをみかけることがあります。
ただしこれらの取り扱いには注意が必要です。
わかりやすく言うと、3D刺繍はウレタンに糸を隙間なくかぶせているで、刺繍部分を曲げたりひっぱると、中のウレタンが飛び出てきてしまう可能性があります。
洗濯する際も、そのままいれてしまうと同じようにウレタンが飛び出る可能性があるので、裏返してネットにいれたり、手洗いするのがオススメです。

3D刺繍の小ささの限界は?

3D刺繍加工は中にウレタンを入れて刺繍をする加工なので、
他のプリントにくらべて適正な加工の大きさがとてもシビアです。
大きすぎても荒くなってウレタンが見えてしまい
小さすぎるときれいにデザイン通りの形にならないことがあります。
実際に同じデザインで線幅を変えて作成してみましたのでご覧ください。

線幅1cm〜2mmのデザインで作成してみました。
2mmだとかなり潰れてしまいきれいな形ができません。
3D刺繍のご注文では線幅5mm〜3mmを推奨しています。
このデザインでは1cmでもきれいにできていますが、デザインの形状によってはおすすめできない場合もございます。

それぞれの大きさの3D刺繍の仕上がり比較

こちらは線幅2cmで作成したものです。
3D刺繍はウレタンの端と端を結ぶように刺繍していくのであまり太すぎても触ったときにウレタンが見えてしまうことがあります。
キャップなどであれば刺繍に触れる機会も少ないのであまり問題はありませんが洗濯したりするものは注意が必要です。

中のウレタンが見えている様子

3D刺繍におすすめの太さ

色々な太さの3D刺繍をやったところ、やはりきれいにでるのは3mm~1cmでした。
デザインにもよりますが、3Dの表現に向いているのは太めの文字。
3D刺繍でなにか作ってみたい、というかたは参考にしてみてください!まずはSWEAT.jpのデザイナーに相談していただければ、最適なデザインをご案内いたします。

最後まで見ていただきありがとうございました。
刺繍のお得な情報や、検証してみた動画を記事で公開していきます! 注文に役立つ情報が沢山乗っているので是非ご確認ください!